園からのお知らせ
学園の教育・保育
乳幼児期の
教育保育は環境を
通して行われます
乳幼児期は、自分の生活を離れて知識や技能を一方的に教えられて身につく時期ではありません。毎日の生活の中での直接的・具体的な体験を通して、生活に必要なことが次第に身についていく時期であることが知られています。園では、乳幼児期の望ましい発達を促す環境を用意し、園児がその環境に主体的にかかわりながら生活を展開する「環境を通して行う教育保育」を基本としています。これは子どもの視点から見ると、のびのびと自由感あふれるものであると言えます。
自発的な遊びは、
乳幼児期特有の
大切な学習
愛情豊かに育てられた子どもたちは、この世界を信頼し、周囲の環境に興味関心を抱き、思いのままにいろいろな仕方で対象に関わろうとします。例えば、砂場で木の葉を見つけ子どもたちは、思考を巡らし想像力を発揮して、お友だちとともに協力して見立て遊びを始めます。ときには自分の思いを表現し相手に伝え、互いの考えを出し合って折り合いながら遊びを展開していきます。このように、自発的な活動としての遊びは、子どもたちの心身の調和のとれた発達を促す重要な学びです。園では乳幼児期特有の自発的な遊びを教育保育の中心に据えています。
子どもの主体性を
育む協同的学び
近年の研究で、乳幼児は自ら環境に働きかけ試行錯誤を繰り返しながら、自らの発達に必要な能力を自ら獲得する能動的な主体であることが明らかになっています。
子どもたちのあるべき成長は、保育教諭の指示通りに効率よく「きっちり、しっかり」行うことによりなされるものではありません。園児が自らの興味関心に基づいて「なんだろう、おもしろそう、こうしたらどうなるかな・・・」と試行錯誤を繰り返し、達成感、満足感、挫折、葛藤などを味わいながら、生きる力の基礎を身に着けていくのです。園では保育教諭の一方的な展開ではなく、園児一人一人が保育教諭の援助のもとで主体性を発揮できるような展開を意図しています。
子どもたちのあるべき成長は、保育教諭の指示通りに効率よく「きっちり、しっかり」行うことによりなされるものではありません。園児が自らの興味関心に基づいて「なんだろう、おもしろそう、こうしたらどうなるかな・・・」と試行錯誤を繰り返し、達成感、満足感、挫折、葛藤などを味わいながら、生きる力の基礎を身に着けていくのです。園では保育教諭の一方的な展開ではなく、園児一人一人が保育教諭の援助のもとで主体性を発揮できるような展開を意図しています。
環境を通しての
教育保育は
丁寧な暮らしから
環境を通しての教育保育は、子どもの潜在可能性に働きかけ、その人格形成を図る営みであるとともに、人間の文化の継承でもあると言われます。例えば、春に菜の花を摘み、いちごやブルーベリーを楽しむ。夏にはトマトやキュウリなどの夏野菜を収穫する。秋には、梨、ブドウ、柿やリンゴを狩る。冬にはかまどで芋をふかして楽しめる園庭環境を用意し、四季を楽しむ体験をします。園での丁寧な暮らしから、正しい生活リズム、円満な社会ルール、健康的な生活習慣を獲得しつつ、楽しい食事、四季の恵みを楽しみ、伝統行事を体験することから日本の文化に親しんでいきます。
非認知能力の
基礎が育つ
乳幼児期の大切さ
ノーベル賞経済学者ジェームズ・ヘックマン教授は、ペリー就学前調査を用いて学力テストでは測れない非認知的スキルの獲得が、その後の人生の豊かさに大きな影響を与えることを明らかにしました。非認知的スキルとは、「約束を理解し自制する心、お友だちや周りの人に共感する心、他人と協働する力、粘り強くやり抜く力、意欲的に物事に取り組む力」などです。まさにこの非認知的スキルの基礎が育つのが乳幼児期です。これらは、多くの子どもたちが集う園生活を丁寧に送ることで培われます。
認定こども園法に
よる教育保育要領を
基本に据えて
近年の乳幼児心理学・教育学の発展には目を見張るものがあり、その知見はナショナルスタンダードとしての「幼保連携型認定こども園教育保育要領」に結晶しており、これを真剣に具体化実践することが、子どもたちの最善の利益を向上させていくものと信じています。
乳幼児期の教育・保育は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要な役割を担っています。
乳幼児期の教育・保育は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要な役割を担っています。
法人アクセス
学校法人 朝陽学園
長野市大字南堀125-1番地 / 電話 026-254-5220
認定こども園朝陽学園
電話 026-254-5220
認定こども園川田
電話 026-282-2054