

入社する前はどんな気持ちでしたか?
いざ先生として働くけれど、「子どもたちを育てていけるか」「園や子どもについて何もわからない」という漠然とした不安な気持ちでした。しかし、入社前研修で園内の雰囲気を知ることができ、先生方が温かく迎え入れてくださったので、次第に「入社が待ち遠しい」という気持ちに変わりました。
想像していた職場と実際では違いがありましたか?
緑や土、草花に触れて子ども達がのびのびと遊べることです。秋になると園庭にりんごや柿が実り、子ども自らの手で収穫する体験ができます。収穫前の真っ赤なりんごは魅力的で、つい手が伸びてこっそり頬張る子がいるほどです。自然豊かな環境の中、子どもたちと様々な発見や驚きを楽しんでいます。
今後の抱負を教えて下さい
保育力を高めていくことです。先輩の先生方からアドバイスをいただいたり、先生方のふとした姿勢から学ばせていただいたりしながら、日々保育の面白さと難しさを感じているところです。今後も先生方からたくさん吸収し、子どもに負けないよう私自身も思いきり成長していきたいです。





どんなところにやりがいを感じますか?
子どもたちの笑顔が見られる時です。子どもたちは素直なので、「楽しい」「嬉しい」と感じる時は、とびきり可愛らしい笑顔を見せてくれます。活動を進める際、子ども達の声に耳を傾け、今の姿に合わせて活動を展開することで子どもたちも満足します。あの笑顔があるからこそ、どんなことでも挑戦し、頑張ろうと思えます。
園長先生はどんな人ですか?
園長先生は子ども達に好かれています。さつま芋を蒸かしたり、かき氷を作ったり、子どもたちに楽しいことをしてくれます。クラスの前を園長先生が通ると、子どもたちが一斉に「えんちょうせんせー!」と呼びます。中には「お芋やって♡」と甘える子も。そんな時もいつも笑顔で応えてくれる優しい園長先生です。
今後はどんな先生になりたいですか?
1人1人に寄り添い、子どもたちの心の支えとなる先生になりたいです。1人1人の思いを大切に受け止めて信頼関係を築き、「先生と一緒にいて楽しい」と思ってもらえる存在になっていきたいです。また、私はピアノを弾くことが好きなので、自分の得意なことを活かし子どもたちと様々な歌に触れ、音楽の楽しさを一緒に味わっていきたいです。





未満児と幼児を経験し、勉強になった部分は?
子どもたち1 人1 人に寄り添い、子どもたちが興味・関心を持つ活動や遊びを取り入れることが、自己発揮する力につながっていくこと。発達年齢によってできることは違っても、子どもたちの思いに合わせた活動内容や環境設定を行うことで子どもたちの興味・関心はぐんぐん深まっていきます。
当園で働いてみてよかった!と思った事は?
未満児から幼児までの保育を経験でき、様々な年齢の子どもたちの成長を見守ることができます。また、たくさんの先生たちと保育の方法を共有したり、相談し合えたりすることで、保育の幅が広がります。子どもたちの成長に負けない位、自分自身も成長できることです。
学生の方にメッセージをお願いします。
子どもたちと遊び共に生活する中で、子どもの目線になって一緒に考え、感じ、五感を使って過ごす日々はとても楽しいです。もちろん大変な事もありますが、子どもたちの成長を身近で感じられる素敵な仕事です。その季節ならではの保育・教育を楽しめるこの仕事は続けるごとに魅力が深まっていきます。学生のみなさんも、夢の実現のために頑張ってください。


